ここだけの話

ラリマー?
耳慣れない石だなぁ、、、
ラリマーの故郷ドミニカ共和国では、ラリマーのことを、スペイン語でLARIMARラリマルといいますが、日本では、英語発音のラリマーが一般的のようです。このラリマーという名前は、ラリマーを見つけた方の娘さんの名前、ラリッサちゃんから「ラリ」をとり、そこに、スペイン語で「海」を意味する「マル」をつけたものだそうです。ドミニカ共和国で聞いた話では、このラリマー発見者の奥様は日本人らしいです。こんなところのも、ラリマーと日本の縁が合ったんですね。
ラリマーは鉱物名をブルーペクトライトといいます。ペクトライトは他のところでも産出されますが、ブルーのきれいなものはドミニカ共和国だけで産出され、ラリマーと呼ばれ、宝石となるわけです。
ラリマーの色は、天候によって大きく変わるのをご存知でしょうか。ラリマーが室内にあっても、ラリマーの色は、晴天、曇天、雨天でかなり変わります。個人的には、ラリマーはうす曇の日に見るのが好きです。
最近はラリマーが結構メジャーになってきて、街中でもラリマーを身につけている方を見かけるようになりました。ラリマーは、宝石としてはまだ新しいので、ラリマーとして、あまり宝石の本には紹介されていませんが、ラリマーをパワーストーンとして紹介する雑誌はたくさんあります。宝石の世界より、パワーストーンの世界のほうが、新しいものにアンテナが高いのでしょうか?
残念ながら、私は、どんな石からも癒されるようなパワーは感じられません。ただ、海のように美しいから、ラリマーをよく使います。
月夜散歩を展開する彫金工房「冨銀」では、ドミニカ共和国の知り合いから、じかにラリマーを仕入れています。興味のある方は、ラリマーの紹介ページをご覧ください。
月夜散歩〜つきよのさんぽ
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