COMME CA DU ANTIQUE  作品コード TG009
現在、アンティークといわれて市場に現れるジュエリーは、1800年頃から、第一次世界大戦以前のヨーロッパ、特にイギリスのジュエリーが中心です。このアンティークの技法のひとつに、カンティーユといわれる、金線材で全体を構成し、より少ない材料で、より大きい(見た目に面積が広い)ジュエリーを作り上げるという独特なものがあります。1800年代初頭、ジュエリーの材料となる金の量が、今とは比べ物にならないほど少なかったことが、この技法を編み出したといわれています。
このカイティーユの技法によってもたらされた透かしの構成を、あまのじゃくのようですが、わざわざ現在シルバーアクセサリーの世界で主流である、ロストワックス法をもちいて製作してみました。
光の角度によって、ぼんやりとした光の筋が現れるシラー効果をもつオブシディアン(黒曜石)を中央に据え、ビクトリア女王が好んで使ったアルマンディンガーネットを添えて、石の周りにはミルグレインという、つぶつぶの仕上げを施しました。アンティークのような、いまどきのシルバーアクセサリーのような、不思議な感じの作品が出来上がりました。



参考展示



COMME CA DU ANTIQUE
作品コード
TG009
SILVER925
Obsidian : 4.75ct
Garnet : 0.35ct
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