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 彫金工房「冨銀」のSDGsにかける想い
そもそも、大量生産大量消費の世界から、
リサイクル率ほぼ100%の彫金の世界へ飛び込んだのは、
未来への不安ビジョンが引き金
 
Goal1
「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」


青年海外協力隊OBとしては、ここは見過ごせません
とはいえ、できることは限られています
ラリマーを始め、使用する宝石は、極力、鉱山や研磨の現場から、オーナーとやり取りして、人柄重視・適正価格で購入します


ドミニカ共和国のラリマー採掘現場
一見、過酷な環境ですが、信頼できるオーナーのもとで、より良い原石、より高い報酬を求めて、家族を養うために一生懸命働いている現場です
日本と比べると、プリミティブでひどい環境に見えるかもしれませんが、遠くから、こんなひどい環境で仕事をさせるなんて人権蹂躙だ、と叫んでいても、何の解決にもなりません
2008年 なかなかひかない水が労働環境を悪化させているとのことで、ポンプ購入のためにラリマーランドから5000ドルの寄贈をしました

Goal5
「ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う」

青年海外協力隊員としてコスタリカ国で働いていた時に感じたこと
家庭の中では、父親や母親という役割に、身体構造上の違いからくる役割の違いはあっても、いったん社会に出ると、職場では、まったく男女の差はなく、すべて能力次第、という日常を見てきました
彫金工房「冨銀」がかかわるビジネスの環境では、まずは、職場で、女性だから、という理由で立ち位置が貶められることがないように主張をしてゆきます

Goal9
「強靭なインフラ構築、包括的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る」


日本のインフラの思想は、便利に重きを置きすぎる、世界から突出している、過ぎたるは及ばざるがごとし
なんでも便利でお手軽に、という思想が、周り廻って、強靭さを失っている気もしますので、ここは、ちょっとゲリラ的に、なるべく電気を使わない、工房内インフラ整備を勧めます
基本は足踏みふいごです


電気がなくても仕事はできる
東日本大震災あとの計画停電時、改めてそのありがたみを感じました


Goal12
「持続可能な生産消費形態を確保する」
ここが彫金工房の、すごいところ
人々が、金・銀・プラチナそのものに価値を認めてくれるということは、決して、捨てられない、燃やされない、素材としてのリサイクル率はほぼ100%
あなたの指にある金の指輪の、その金の分子そのものは、数千年前に、クレオパトラが指にはめていた金の指輪が、溶かし溶かされ、周り廻って、あなたのもとに来たのかもしれないという、ロマンチックなエコロジーシステムです
体験教室では、特にこの点について、しっかり説明します
 
 
Goal13
「気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる」

ひとまず、工房の屋根にソーラーシステムても載せます
昼間の作業で使用する電気は、ノーカーボン、ノー原子力
夜は暗くなったら、とっとと寝るようにします
Good Night Sleep Tight.

 Goal14
「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続化脱な形で利用する」


毎週火曜の朝、水質検査を兼ねてサーフィンしています
(ごめんなさい、嘘です、ただ仲間と楽しく波に乗ってます)
生まれたときから海で遊び続けてますが、千葉県、房総半島先端の近海は、
・昭和40年代よりは確実にきれいになっている
(多分、浄化槽が効果あり、あとは人口減少も効果大)
・観光客も減り、ごみは少ない
・岩牡蠣が増えて、カジメが減った
・ここ数年、急速に水温が暖かくなっている
やがては、暖かくなった海に熱帯の生き物がやってくると思うのですが、今現在は、子供のころからなじみのある生き物が減って、砂漠化が進んでいる気がします


The Surfers at Hiratsuka 1994

Goal17
「持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する」

不定期ですが、サルサ教室やってます
踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃソンソン
踊る阿呆に国境はありません
Salsa no tiene frontera!
あっ、トルティージャに納豆挟んだタコスもおいしいですよ

at Tikal, Guatemala 1955 
 彫金工房「冨銀」
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